⑨「ない前提」だった私のハナシ〜主婦からの起業ストーリー〜
前回の続きです。
前回は、こちら
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ということで、次の激戦地として勧められたのが広島だったわけですが。
これね。
まさかの広島ですよ。
人生には3つの坂があるっつってね。
上り坂・下り坂・まさかつってね。
(誰か昔これを「松坂」って言ったよね)
私は、今声を大にして叫びたい。3つ目の「坂」はね。
い〜た〜さ〜か〜!なのよ実際
(読み進めれば、意味はわかりますゆえ、少々お待ちを)
今になって考えると、この時立石さんよくもまぁ広島勧めてきたな、と思うわけですが。
なにってね。
広島行ったことがある方いたら分かると思うのですが・・・
広島ってめちゃくちゃ地元愛強い!!!
ホントに広島ラブ!
そんな中、東京から再挑戦とか考えてみてくださいよ。オーディエンス全員広島陣営。アウェーというコトバは、この瞬間のために開発されたのではないでしょうか。
もう出だしから間違い。
実際千葉の田舎から飛行機乗って、広島大会にのこのこ出ていった青木ゆか(よく考えたらこの時、飛行機とか3年ぶりとかじゃない?)緊張ですよ。
キンチョーの夏も真っ青のキンチョー具合。
ガタガタ震えながら、主催の方に「よろしくお願いします!」と初めましての挨拶をしたら。
いただいた第一声が、これ!
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おおお〜!あんたか!
あれな!他県の人には、厳しくするけぇ〜!
(初対面だったよね?ってなる)
もうね、足元から崩れ落ちた。ひょええええ〜!ってなったよね。
はい。それが先程の「坂」
広島伝説の男。板坂さんですよね。(板坂さんのブログめっちゃ面白いよ!→これ)
(愛すべきやんちゃ坊主、いたさかさん)
みんな、広島行ったら板坂さんだよ。普通にお好み焼き屋入って板坂さんの話ししてると、周りみんな知ってる疑惑あるあるよ。気をつけて!←ホントに愛に溢れてて、実際めちゃくちゃ優しくて面白い人でしかないことを後に知る
そんなこんながあったものの
東京大会の時は、
「楽しくってやめられない、ミラクル英語勉強法」
というタイトルで、まぁまぁありがちなノウハウで発表したわけです。
コメンテーターのひとりも、実際「どこかで聞いたことがある」って言ってたし。そこから急ピッチで「自分のホント」を掘り起こす作業をスタート。
そこでね「あっ・・・!」っとなったのが、今の「ずるいえいご」の原型となるノウハウ。なにかの拍子に降りてきて。「これだ!」ってなって。そうだ。絶対そう。って心が反応する。誰がなんと言おうとこれ。これを伝えたい。私は、これからこれを伝えていく。
誰に聞かなくてもここは静かな確信があって。あとは「伝え方」だけ人に確認するだけ。そういうフェーズに入ってる感じ。
実際、この時。
主催の立石さんには「前のノウハウで東京大会2位っていう成績をおさめてるんだから前のでいけ」って言われてたし。
でも、この静かな確信が出てきたらあとに引かない方がいい。
「絶対にこれで行きたい!」って周りを説得する自分がいて。その説得に出てくるコトバに、自分で驚くようになっていて。「それでいきなさい」と言われるまで相手を追い回すみたいな?←言い方
実際追い回してた件
この頃のセミコンって、まだ主催の立石さんがセミナーをがっつり見てくれる時期だったので(今はどうなんだろう?)。もう立石さんを追いかけまわして、セミナーを何度も聞いてもらうしつこさだけは半端なくて。
(真ん中が立石さん←っていうか!この写真すごい大物いっぱい写っとる)
なんなら立石さんのスケジュールを確認して。
東京でセミナーがあって懇親会がある!ってなったら、飲み会の席に「どうも〜!」って現れて。立石さんの隣を陣取って「すみません!今から10分だけください!」つって、いきなりマンツーマンでセミナーを始める始末。蠍座の女かよ(蟹座です)
ここまでくると「人にぶつかり稽古」をするんだけど、「マルかバツか」ではなくて「この伝え方で自分が伝えたいことがしっかり伝わるのか?」という判断をさせてもらう場に。やっぱり、相手が答えを持ってるんじゃない。答えは自分が持っている。それを確認する作業。
なので、ここまで来たら「相手のいうことを鵜呑みにしない」ということが大切だったな、と思います。常に向き合うのは、自分。
こんなこともあったな話
その話で行くとね。
実は、今の「ずるいえいご」というネーミングは出版のタイミングで出てきたものでして。(この時も、タイトル案200以上出した気がする)
もともとセミコンのタイミングは「捨てる英語メソッド」という名前をつけていました。ここに至るまでも結構しくじり先生具合が半端なくて。
このメソッドって「ゔ・・・単語が・・・出てこない・・・!」といういわゆる「コトバ便秘」に効く!というメソッドなわけですよ。これ、一発で人に伝えるためにはどうしたらいいかっつってね。いろんな人に「こんなんどう?!」と聞いてまわるんだけど。
例えばこんなん
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・コトバ便秘にサヨナラ
【サブタイトル】
〜つらいコトバ便秘に悩む人のために考えられた、ムリなく会話を促す会話用ノウハウです〜(ナニコレ。薬局?ここは薬局なの?!)
あとはね。こんなん
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・つっかえない英語(まぁ、まともな感じするやん)
・お帰りなさいませ お通じさま(お通じさまって・・・)
・コトバ便秘解消法 鬼押出し(おにおしだし!叱られますよ・・・)
・更迭宣言「なぁ、もうキミ出ていきたまえ」(こうてつせんげんって、便秘に使えるん?)
さらには、これ!
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・出すベンサンバ(結構、これは自信作だった←おい)
あとは、これね。
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べんでるとすげー出る(!!!!!)
(脳内メルヘン)
そしてこれをぶつけられた人はね、こういうよね。
「ゆかちゃん。いったん便から離れようか」
こんな感じでしたよね。ええ、まぁ。人生楽しいYO。
そんなこんなで
そこまでいうなら(便により熱量が伝わった瞬間)「これでいこう!」となり。広島大会は、ずるいえいごの赤ちゃんを引っさげての登壇。
結果・・・
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まさかの優勝(号泣)
これには、本当に本当に驚きました。優勝するなんて。
そして、この時思ったことはこれ
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自分の「常識」を疑え
これまで、私は「英語の先生」なんて絶対なれない!と思っていて。なんでかというと・・・私、青木ゆかはね。
英語の勉強大嫌い
だったから。
なので、たしかに時間と労力とお金をかけてはいたのですが、
「いかに勉強することなく、英語を話せるようになるのか」
ということを20年間研究してきたわけです。
だけど英語の先生って、英語が大好きな人がなるでしょ
これまでの私の英語の先生って
「ホラ、この文法見てごらん〜!ゾクゾクするだろ!」
みたいな人ばっかりで←w
全然、ゾクゾクしなぁ〜い!という私は、英語の先生になる資格はないと思い込んでいたわけです。
でも「ある前提」で「自分にはなにかあるかもしれない」と思って掘っていったら出てきたものが「ずるいえいご」で。それは、これまでの考え方とは全く違うもので。
それを人前で発表してみたら、
「それを知りたかった!」
という人たちが目の前に現れた。
それを聞かせてください!と優勝した。この瞬間に驚きを隠せなかったわけです。
セミナーコンテストのシステム
ここで、地方大会で優勝した私は、さらに予選として地区大会に参加資格を得て。
そして・・・
地区大会でも優勝。
(地区大会を共に戦った仲間)
全国大会に駒を進めることになります。実に、100名以上の参加者の中でトップ7名に選ばれた瞬間。ちょっとびっくり。
そして、舞台は品川のコクヨホールへ移ります。
続く。