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⑤「ない前提」だった私のハナシ〜主婦からの起業ストーリー〜

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⑤「ない前提」だった私のハナシ〜主婦からの起業ストーリー〜

前回の話しの続きです。
前回の話

「っていうか、なんの本出すの?」と聞かれて、
「むしろ、なんの本だと思う?」と、まさかの逆質問をした青木ですが。

(鹿との対話)

この茶番は、何度となく繰り返しました。
それまで、ふっつ〜の主婦だった私がいきなり「本出す!」とか言い出して。
ママ友も、学生時代の友達も、従姉妹のおねえちゃんも。みんな、漏れなく聞くよね。

「なんの本?」

その問いにまったく答えられることなく、とにかく「本を出す!」という方向でなにを血迷ったのかぐんぐん進み出す青木。(なんであんなに確信があったのか分からない。)

とにかく、私は本を出すんだ!って思っていたわけです。初めて、自分の中から出てきた声に従った瞬間。自分の「やりたい」とか、「こうだったらいいな」大切にした瞬間。不安からの「やらなきゃ」じゃなくて、「そうなりたい!」がスタート。
ここら辺から「ある前提」シフトしていた気がします。

こうなると、人が「答え」持ってるわけないしね。
その「答え」をわちゃわちゃ言いながら見つける旅楽しめるようになった頃は、この頃から。

とりあえず、自分の小さい頭想像力を駆使して、
「ここになにかがあるんじゃなかろうか?」
とキャッチしたヒント場所に、自分のジャッジをなにもはさまず、飛び込んでみるということを繰り返しました。

ここで、それは間違いっぽいから、とか。
こんなん言ったら恥ずかしいとか。
ダサいとか。
ムダになるんじゃないか、とか。←これが最大の敵

まるっと全部、置いておいて。

手当り次第、情報収集。
動くことでしか、なんにも手に入れられないという確信(なぜか)あったわけです。

なので、自費出版の会社にも話しに行ったし。良さそうとされるブログも開始。

でも最初は当たり前のことながら、大いに迷走するわけで。

自費出版の会社に行ったときの話

自費出版の会社に行ったときなんて、自分がなんの本を書くのかまだ全然分かってなくて。とりあえず「自分なりに」棚卸しをして向かうわけです。(この「自分なりに」って、ホント曲者)

当時、自分で棚卸しをして、
「これは面白いに違いない!」
盛大な勘違いをしていたネタがこちら


エイプリルフールを盛り上げる本を作ろう!

(あ〜恥ずかしい)

当時、私はエイプリルフールに全力をあげていまして。
一年の3大イベントは、クリスマスか、誕生日か、エイプリルフールか。というレベルだったわけです。(2月くらいから悩み始めてた)

ちょっとどんな感じだったか、書いてみようかね。(2015年のネタをひとつどうぞ)
↓↓↓

いや〜・・・全力
そして、本気(マジ)で売れないだろ、これ。(まだまだネタあるから、そのうち出すね)

(穴がなくても掘り進んで埋もれたい)

でも、当時のわたしは大マジメなわけです。

そして不思議なことに、みんなが失笑してるのも分かってたけど全然気にならなかったわけで。むしろめっちゃ楽しかったワクワクしていたわけです。(アホすぎる)

なので、自費出版の会社の担当者に
「一緒に、日本のエイプリルフールを盛り上げましょう!」
とか、2時間ほど熱弁を振るってきました。←

そんなこんなで、次から次へとやってくる「ヒント」のようなものを、すべて「行動すること」で、確認していくということをしていました。でもこれ、ホントにやった方がいいよね。
「一見ムダだから」とかそういうジャッジ、ホントやめて!って思う。
そこに、誰がいるかわからないし。
そこで、どんな情報をキャッチできるかも未知数

自分の小さい「常識」「判断」では計り知れない「可能性」がいつだってそこにはある。

ムダになっていい。
残念な結果になって、全然いい。

自費出版の会社に行って、担当者にアツくエイプリルフールネタを語っていた時間は、あきらかに「効率悪い」わけだし。なんなら「なにも生み出さなかった時間」かもしれないけど、

10年後、ネタになってるわけだし。(こうやって)

まぁ、最終ネタに変えるのも自分なんだけど。
でもムダなことなんて、なんもない。
むしろ「ムダ」が人生を彩る。

効率よくムダなく進もうとしないで。
失敗して悔しがって、めんどくさいことを自分に課して、初めておもしろいことになっていくんだろうな、と思うわけです。

ホント、ムダって最高

将来この記事を娘が読んでくれる日がくるなら、彼女にはこう言いたい。
「賢く」なろうとしないでね
スマートに進もうなんてしようものなら、きっと小さく終わっちゃうから。

そして、次にやったこと

自費出版の会社で見事に玉砕した私が次にやったことは、これ(いや、正確には「出しましょう!」って言われたんだけど、担当者の表情をみて「これはないな」となった)


ブログを開設

友達に「本なら、ブログじゃね?」と言われた一言を元にスタートさせまして。
これも、「私にはなにがあるんだろう・・・?」と悩んだ結果、「今やっていることを書く」という発想で、子育てブログでした。

こんなん誰が読むのかなぁ?とか思ったりするわけです。全力で思ったりする。
しかも、なんか恥ずかしくなったりする瞬間すらある。

でも、結局はこういう「迷走」からモノゴトって動いていくわけで。

ブログの取り扱いに慣れたころ、他のブログを読むといういことをし始めていて、「はっ!」と私のアンテナにかかった記事があったわけです。

それが、ある方の「出版記念セミナー」の案内ブログ。
これ、ホント今考えてもなんでだろう・・・?と思うのですが

「あ、行かなきゃ」
ふと思ったのです。

なんの根拠もなく
ただ、行かなきゃいけない気がする

でもね。この時、娘は生後9ヶ月。まだ乳飲み子で。
授乳の時間は2〜3時間に一回
これまで、家を2時間以上あけたことなんてない
それが!東京で開催のこのセミナーに参加したら、悠に5時間とか家をあけることになるわけですよ。

もう、すごいハードル!
絶対ムリそう!おかんを巻き込んで、一体そこになにがあるのかも分からないのに、そんな大冒険!って、脳みそは全力でNOを出すんだけど、心が反応してたら従わなきゃいけない。

なので、おかんには「それらしいこと」を言って(だって自分でもなんで行くのかわからないんだもんw)出産後、初!東京へと向かいました。

そして、この行動が私の人生を大きく動かすことになるとは、やっぱりこの時の私は知る由もなく。
ホントに、人生って面白い
そして、心って本当にいつも正しい。

続く・・・。

P.S.ちなみに・・・後に出版のプロに聞いて、ブログは書いても書いてなくても大丈夫と言われているし、自費出版は止められていますw なので、本を出したい人はこれをすれば大丈夫!っていう話じゃないことだけ注意っす。

 

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