「強さ」について、思うこと
なんでかたまに、「ゆかさんみたいに強くなりたいです」とか、言われたり言われなかったりするのですが。
周りから見える自分像と、自分の自分像がかけ離れている時があって、それもまた面白いな〜・・・と観察している青木です。
私的には、いや〜・・・弱いな、と。
鬼滅で言ったら、善逸。
覚醒しないままの、善逸。
笑っちゃうくらい、弱いな、と。思うわけです。
でも、
いつも、憧れるな〜・・・と思う「強さ」の話があって。
「強い」って、折れないことじゃない、と。
「強い」って、しなやかさのことだ、と。
ばっきばきに硬い木って、一見強そうに見えるけど、ものすごい量の雪がその上に降り注いだら、どこかの限界点でバキッ!と音を立てて折れるらしく。(雪国あるあるなん?)
意外と危険らしいです。
へ〜・・・そうなん。くらいに思っていたんだけど。
竹の話が、すごくって。
竹って、雪が降り注ぐとどんどん下に落ちていくじゃないですか。
しなりながら。
そいで、限界点までくるとなにが起きるかというと・・・
びよ〜ん!と積もった雪を振り落としながら、天高くまっすぐに「戻ろう」とする、と。自分の力で。
それで、一番好きなのは、その時に「周りの竹の雪も一緒に振り落として戻る」っていう。
もう、かっこよすぎん?(竹にリスペクトが止まらん)
なので、落ち込んだり、悩んだりする時は、「しなやかになりたいなぁ」と毎度つぶやいています。
それは、「落ち込んでもいい」と同義な気がして。
「強くなりたい」ってつぶやくと、ちょっとだけ苦しくなるから。
悩んじゃいけないような気がしてしまう。(私だけ?)
なので、落ち込んだときに、「自分が落ち込んでいることに落ち込む人」←意外と多い気がする「私、こんなことで落ち込んで!」って。
「落ち込むこと」を許可してあげて。
今は、雪、だいぶ降ってんな、と。
まだ限界点来てないだけだな、と。
っていうか、こんなに落ちるって、どんだけ私しなっちゃってるんだよ、と。
びよ〜ん!と戻った時の強いしなやかさに思いを馳せてみると、救われる気がしています。
そして、人って
「痛み」を知っている時点で、優しいと思うわけです。
痛いことが、将来自分を優しくするって、なんか夢がある。
ビバ、しなやかさ。
おしまい