最近ふと思うこと。2017年冬
朝からなんだか泣きそうになったので、備忘録
柔らかく握り返す、小さい手のひらを自分の手に感じるたびに、泣きそうになる。
いつかこの手はぐんぐん大きくなって、私の手を振りほどいて走り出す。
それが喜ばしいことなのに、寂しさに押しつぶされそうになる。
私は弱いから、いっつも気をつけていないと、
すぐに「私がいないとなんにもできない子」を作り出そうとしてしまう。
その方が、安心だから。
そして、この子の「力」をないがしろにして、信頼しないで、自分の思う通りにさせようとしてしまう。
そういう自分の弱さにはっと気づくたびに、
「あぁ、この子のことを信頼するよりも先に、私自身のことを信頼しないとな」
と思う。
だって、子どもへの信頼云々じゃない時がある。
この子が自分の人生を彩り豊かに(私なしで)満喫しても、私も同じように今とは違う、新しい世界を満喫できる。
その確信がないと、寂しさに押しつぶされてしまう。
そして、共倒れになっちゃう。
だから、「子ども」よりも先に「私」のことを信頼してあげよう。
それが、一番大事なことなのかもしれない。
と、小さな手を握りながら、溢れ出る幸せと、「今」に集中しながら自分を信じる決意をする毎日を過ごしています。
かしこ