やっとビフォーの写真を公開する気になった件
シンガポールのパーソナルジム、Bulkyに通い始めて、目標体脂肪率を達成すべく頑張っています。(Bulkyについて書いた記事は、こちら↓)
今日はね。
いよいよ完全に火がついた当初の話しを自己開示してみようかな、と思っています。
ちょっと重くなったりしたらごめんなさいね。重いものでしか自分を動かせないたちなんでね。
実は・・・
私、ふたりめ不妊?っていうの?に悩んでいまして。
っていうか、ひとりめも奇跡的にできた系っぽいので(子宮の病気あるしね)ふたりめとか贅沢でしかないんだけど。
ひとりめを産んだ時のあの幸福感というか、ホルモン?というか、なんか「知ってしまった」後の今回の方が純粋に子どもが欲しくて。(ひとりめは「子どもがいないことに対する不安」の方が大きくて欲しがってた気がする)
そんなこんなで、欲しかったんです。そして、妊活をしていて。これがね。きついわけです。めっちゃきつい。なにがきついって、身体がきつい。いろんな要因があると思うんだけど・・・太りまして。
さらに悪いことに、多分妊活が原因だと思うんだけど、緊急入院
こちら
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家に帰ってからも、小麦粉以外食べれない・・・みたいな状況になって。砂糖と小麦粉づけに。結果、さらに激太り。
ここでね。すごい心がやられてしまって。
人生で初めて「あなたの年齢では、もうこれが最後のチャンスです」的な?
っていうか、人生で「年齢」を突きつけられる瞬間ってそんなになかったなって。いや、まて。全然なかった。生まれて初めて「自分の年齢」というものを強烈に意識してしまって。
あ、私もう終わっちゃうんだっていう焦燥感。
女として、終わっちゃう不安。
そこからなんだか地獄のような「痛み」を感じるようになってしまったわけです。(やっぱり、意識を向けたところに人って反応するよね)
こうなってくるとすごいよ。もうねなんでも年齢のせいにしよる。笑
なんでもかんでも「年だから」って言い出す。
そしてこの言い訳ってめっちゃ便利。
もう圧倒的便利。
なんでも許されちゃう(自分に)
なんでも諦められちゃう
これ、魔法のコトバ。
すごいわ。体感して初めて知ったわ。
若い頃、年上の人たちがこのコトバをはくたびに「なんでだろ?」って思ってたけど。経験してみて初めて知る。やっぱり実際ってすごい。人生って面白い。
そういう意味でいうと
「自分が年だと思ったことなんてありません!」
という人よりも、ひとつ多く「なにか」を感じさせてもらってお得だと思う。深み増しちゃった系?
これがどれくらいの痛みを伴うのかを知らないで「そんなん平気じゃん」とか簡単に言う人。浅いよ、きっとキミ。浅瀬で潮干狩りでもしておいて。それか貝になっておしまい。
そしてそういう人のコトバってあったかくないし、人は耳を傾けてはくれない。バッサリ切り捨てる人のコトバに反応してしまう時って、みんな「わかってよ」だと思うわけです。
だってね。痛いのよ。それはそれは痛い。
この痛みを知ってしまったら、その痛みの中にいてもがいている人を見て「ダサい」とか言えない。
あぁまたひとつ優しくなってしまった。ホント、痛みって最高。
まぁ、そうやって「年だから」とか「BBAだから」を理由に「いろんなことを諦める」自分に気がついて。
それってホントに楽で。
これね、受け入れるとは違う感じ。
年齢に伴って、いろいろな衰えを受け入れて「自分らしく生きる」っていうそういう「いい感じ」のものとは全然違うの。
圧倒的に楽してるだけ。逃げてるだけ。
「やりたいこと」とか「なりたい自分」を諦めていく感じ
見てみたい世界とか、見てみたい自分とかを「もうダメなんだ」って思い込ませる。
心地よい「サボり」
ただの「逃げ」
根性出したくないだけ。努力とかしたくない自分を慰めるためのフレーズでしかない。
あ、これダメだ。心底自分のことキライになっちゃう、と気付きまして。
自分の人生で一番大事なことって「自分を好きでいること」じゃないかと思うわけです。好きでいられるようにいろんなことを自分に課していく。最初は形からだけど、後からどんどん自信になっていくあの感じ。
生まれた時から「あなたはすごいのよ」って、意味のない自信をつけてもらって過ごしてきた「天然自信家」でないなら、自分で自分をコントロールして後天的につけていくしかない、その自信。
そして誰かのせいにしたり、環境のせいにしたり。そういう「楽」を自分にさせるってカッコ悪すぎる
と、いうことで。火をつけました。
っていうかね。
実は、妊活中。ホントにきついタイミングがあって。
「もうこれ最後にしよう」と思ってやった体外受精が失敗した時。もうめちゃくちゃ落ち込んで。悲しくて仕方なくて。
その日、ちょうど夜に大好きな友達の誕生日会があって。それに参加したら少し元気になるかなって行ったわけです。そしたら、たまたまそこに来ていた人がいい感じに私の心のボタンを押してしまって。笑
ある男性に、
「青木さんのこと知っています!よくFBで見てます!」って。
そして、リアルではじめて私を見た彼は、こう言ったわけです。
「あの写真めちゃくちゃキレイだったけど、盛りすぎですよ〜!もう年なんだから、諦めなきゃ」
その頃、太りすぎた自分が悲しすぎて、自分を慰めるためにキレイに写る角度を研究して←笑
アプリ使って。少しでも細く見えるようにって。まだ大丈夫。絶対大丈夫って言い聞かせて。なんとか自分を保っていた、その写真のことを言われて。
(アプリってホントすごい)
あ、ダメだ。
と思ったときにはもう遅くて。
とにかくここで泣いちゃいけない!って、トイレに駆け込んで。
そのままそっと会場を後にして。大泣きしながら地下鉄に向かって歩いたわけです。
そしたらね。
エスカレーターにスカートの裾が挟まって(人生初)
首までつながってるスカートだったから、
「あ、これ、死ぬ」
って思ったわけですよ。
マジで恐怖
死ぬほど恐怖←
「え・・・どうしよう・・・」
引っ張っても押してみても全然抜けそうにない。どんどん一番下が近づいてくる。「え・・・?え・・・?」って言ってたら後ろにいた男性が
「すみません!失礼します!」
って言って、スカートをビリっって破いてくれて。
エスカレーター地獄から解放されて。ぐっちゃぐちゃの顔のまま
放心状態www
あの男性の腕しか覚えてないけどホント命の恩人です。この場を借りてお礼(届け)
そして、エスカレーター地獄から生還した青木はなにを思ったのかというと・・・
私・・・生きてる!
もうね、生の喜び←単純かよ
それまで、この世の悲しみ全部味わっちゃってますみたいな気持ちだったのに。
今は「生きてる」ことが嬉しくて。幸せで。(ちょっと「えいどりあ〜ん!」って言いそうだった←ロッキー)
やっぱね。その人の「環境」とかじゃないよね。感じたい感情を、人は選んでる。
最高にジェットコースターみたいな一日でした。
あの日
私に「年なんだから」と伝えた男性。
その人のことを責める気は今はまったくなくて。やっぱり、私が言わせてる。
そして、勝手に傷ついてる。
人は自分が思っていることでしか傷つけない。人が言ったコトバで傷つくとしたら、それは自分が思っていること。気にもしていないことを言われても、なんとも感じないでしょ。だからいつだって自分。相手じゃない。
例えば、もしも私が背が低いことを気にしていて、
「ホント、青木さんって背が高いよね!」
って言われても、なにも感じない
「この人、何いってんだろ?」
だけど、もしもそれを気にしてる人は「傷ついた!」ってなるわけですよ。
だからね。
「年なんだから」とか「諦めなよ」に傷つくっていうことは私が抱えてる気持ちの問題。相手はなんにも関係ない。
そういうことを気付かせてくれる最高の役割を担ってくれた彼に、感謝の気持ちすら(今となっては)感じるわけです。(そんときはね。マジでいつか「買ったたこ焼きに一個もタコが入ってないとかいう不運」に見舞われてしまえとか思ってた。あと、バッタの大群に追いかけられて命乞いする夢を見てしまえとか←悪い子)
どんな痛みも懐かしい思い出に変えてネタにするのはいつだって自分。
ということで
自分をキライになってしまいそうなことに気がついたら、そこに着手するしかないわけで。
全力をあげることを宣言。今に至ります。(最高かよ)
あれくらい傷つかないと、私は自分を動かせなかったわけで。
どんな痛みも、どんな苦しみもそれでよかったに変えるのは自分だよねやっぱり、という確信をまた新たにしました。
と!いうことで!
当時の私の写真を大公開
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いつもより長いでしょ。
私の葛藤を感じて差し上げて。
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ど〜ん!!!↑
この写真見て、KEIZOトレーナーが「金だけ持ってるおばさんみたい」って名言を残して首絞めてやろうかと思った
だっさい自分をさらすって、結構楽しいかも←
現状、こんな感じ。
自分を触った時の感触が、ホント前と違って。最近自分の年齢のこと忘れてる自分がいて。言い訳しないって、逆に楽なのかもしれないって思ってる。
なんといっても、楽しい。
人生が、毎日が、楽しい。
それだけでいいんじゃないかな。
実は言い訳でなんとかごまかしてるときって、じわじわ自分の首を締めてる感じがしてた。ホントは自分の可能性を感じていたいのに。ワクワクしたい自分の頭を自分で押さえつけるみたいな。「めんどくさい」っていうコトバで自分をがんじがらめにして、ココロを殺す感じ。
そして、正しい知識をくれてありがとうBulky。
火がついた時に「成果の出ない努力」をしてしまうほど苦しいことってないから。
(決してラクではないけど)
自分を好きでいたい。
自分にワクワクするって、控えめに言って最高だと思う。
そして、そんないっつもへなちょこな私のチャレンジを応援してくれて本当にありがとう。みんな大好き。
さぁ、最後の仕上げビキニチャレンジ。がんばるっす。
おしまい