海外での緊急入院を体験して戦闘能力が上がった話
実は、このほど人生初。海外での緊急入院を体験しまして。ちょっとこの気持ちは記録しておかなくてはいけない気がしているので、シェア。
まずは発熱
とある土曜日。
お鮨を食べていた私は突然の腹痛と寒気に襲われます。このタイミングが絶妙すぎて、(なぜか一緒に食べてた旦那さまもなぞの湿疹が出て)「これは!食中毒の可能性が高いですね」となったわけです。
しかし、3日間の抗生剤を飲んでも熱は下がらず。
ずっと38°後半。何度も何度も鎮痛剤を飲んでは時間を過ごしていました。
いや〜・・・途中少し微熱と発熱を繰り返す期間があったものの・・・
その間、12日間!
この熱の上がり方はインフルエンザですね。となったり、あれ?熱下がったと思ったら夕方上がってくるんですけど?!となったり。
この時の心境
この12日の間に一体何回泣いたかな・・・。(遠い目)
もうね、身体が辛いわけです。
しかもね、原因が分からないわけです。
もう、怖くて怖くて。
コロナだった場合のケースを想像すると、もうもどしそうになるくらい怖い。(自分の身体のことより、状況に対してのコワさだった)
シンガポールだったら隔離入院だし。隔離入院ってどんな感じなのかな。。。。不安だな。。。
でもなにより、そうなったら娘っ子は家から一歩も出れない生活がスタートするのかな。私なしで?!以前、他の学校で感染した子の先生やお友達が14日間自宅待機になったとのこと。これが原因で自宅待機になる人いっぱい作ってしまうのでは・・・?!
娘っ子、そしたらみんなになんか言われるのかなぁ。なんか、どうしよう・・・。申し訳なさすぎる・・・。悲しい・・・。と、白い天井と窓から見える青空を見つめながらエンドレスに思考が回り回って、しっかりした封じ込めのために起きる、娘っ子への風評的なものが怖くなってくるわけです。
さらに、私がこの2週間で会った人たちの顔もチラついて。彼らにも迷惑かかっちゃうのかなぁ、とか。
お鮨やさんが営業停止になったらどうしよう・・・とか、もう本当に色々考えちゃう。エンドレスに朦朧とする頭の中で流れるシナリオ。
あ、因みにこの次点でお医者さまからは何度も「コロナの可能性は極めて低い」って言われてました。言われてるのに、原因はっきりしないから不安になるのよね。
窓から見える青空をぼーっと見つめながら、ツライなぁ、しんどいなぁ、コワイなぁ、悲しいなぁ・・・。となって泣く。みたいな日々。
もはや健康ってどんな感じだったか思い出せないレベルに(心が重症)
たまたまタイミング悪くて、旦那さまが長期の出張中。孤独で、誰かに打ち明けられなくて、何度も何度も不安で泣いてて思うわけです。
あ・・・私これ、子ども1人でこんなに不安だ。しかもヘルパーさんいるから生活は回ってるのにこんなに不安で悲しい。
これ、子ども3人いたら?自分で全部回してたら?英語への不安もあったら??
ヤバイ・・・。想像するだけでもどしそうになる・・・。
こんなにコワイの久しぶりだな。
熱出してると人って弱気になるよね。
突然やってきた「あれ?」
後半戦。朝は微熱で夜は高熱を繰り返していた頃、やっと微熱の時間帯に少しだけ正常な心が戻ってきて。
あれ。。。?もしかして。。。
何があっても、とりあえず「ネタ」にしかならないんじゃない?!
と気がついてしまいまして。(思い出したが正解だけど)
そうしたらね、突然気持ちが楽になった!
そうだったそうだった。何があっても大丈夫なんだった。
簡単に忘れるよねー!「人生滞りなく」を人生のモットーにしちゃうよねー!私って、日本人♡
とか、愛しい気持ちになっちゃたりして。
また夕方になって熱が上がってくると、悲しい、ツライ、コワイ・・・。が始まるんだけどね。自分の気持ちの移り変わりが、体調に左右されすぎてて笑いました。
ホント、愛しいよね。
落ち込んでる時は、身体がツライ可能性が高いこと。それでいい、と許すこと。
「ネタにしかならない」は最強だったこと。
思い出させてもらった良い体験でした←そして、今ネタにしてる
結果
血液検査やら、CTやら色々撮って、卵管が感染を起こしてる!ということがやっと判明。判明と同時に、緊急入院と相成りました。
これも焦ったっちゅうねん。
歯ブラシない!
パジャマもない!
なんにもねええええー!
という状況でとりあえず入院。でも、全部なんとかなったよ!歯ブラシはくれたし、パジャマも院内の洋服貸してくれるし、バスタオルも貸してくれるし。準備とかいらないんだ・・・と色々目からウロコでした。
この違いって、なんとなく日本の小学校入学と、こっちのインター校に入学する時の違いに似てるなぁーと思いました。
持ち物全部名前入れて完璧にして入学!と、ママたちが悲鳴を上げるのに対して。こっち入学したら・・・
筆箱さえ持っていかないからね!
学校にあるからって言われて、腰抜かしましたよ。みんなでシェア。
教科書もないし・・・色々違うよね。
まぁ、計画的な手術とかだと色々持っていくのかなぁ?
そんなこんなで
入院しちゃってからは、シンガポールの入院を満喫しておりました。
わー!ご飯って自分で選べるんだー!とか、4人部屋にしてみたら、こんなにうるさくしてていいんだー!とか、色々発見。
(タブレットで、メニューを選べる)(っていうか!ハンバーガーあるあるよ)
マジで隣のベッドの人が深夜1時まで携帯でしかもスピーカーで5歳くらいの子ども(多分孫)と話している時は驚いたけど。←寝かしてくれ
看護婦さんに頼んで「寝たい」って言ったら「みんな寝てるから静かにしてください」と言いに行ってくれて。
その返事が「わかったわかった。あ、お粥オーダーできる?」で、その後全く音量変わらないことにも驚いたけど。
日本人って、そういうとこすごいんだなーと改めて思ったり。そんな私も日本人だけど、真面目すぎて気を使いすぎるのもダメだよね・・・と反省してみたり。
新しい体験だったなー。
またちょっと戦闘能力上がったなー。
きっと、人生って楽しい。
(チキンライスあったときは、びっくりした)
そして、思ったこと
もうめちゃくちゃ不安な中思ったんだけど。
結構普段は、周りも驚く「いい加減」具合な私が。「なんでもネタじゃね?」と思えていた私が。
熱出すだけでこんなに不安になることを受けまして、思ったこと。
これ、もっと真面目に頑張ってるママたちとか、「英語がコワイ」って思ってる人とか、この状況になったら地獄じゃない?!ということ。
(点滴をつけた時、痛すぎて、不安すぎて、悲しすぎて、病院でひとり号泣)
入院してみて、看護師さんたちとかお医者さんとかの英語に触れて、あ、これ対策しようがあるな。と思ったので、緊急入院に備える!えいご講座しようかな、とか思ってるなう。
とりあえず、お試しでこの日程でやろうと思っています。
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この私の経験が、ひとつでも多くの「孤独で不安」な気持ちを救うことができますように。祈りを込めて。
おしまい
(マイロもしょっちゅう出てくるよ!←オーダーしたからだけど)