セミナー講師の伝える技術 立石剛著 講師業を目指す人は必読の書
講師業を目指す人は、絶対に読んだ方がいい本
この本を読みました。
セミナー講師の伝える技術
立石剛 かんき出版
手に取り、表紙を開いただけで、鳥肌が立ちました。
「あなたにしか
伝えられないことがある」
実はこの本、先日ブログにも書いた、セミナーコンテストの主催者でもある立石さんが、書かれた本です。(セミナーコンテストについて書いた記事は、こちら)
そう、かつて私もこの学び舎で切磋琢磨しました。
あぁ〜・・・この言葉を胸に、セミナー作ったなぁ〜・・・と。
それを掘り当てる作業が、それはそれは苦しく、楽しく、「生きてる!」という感じだったなぁ〜と。笑
そして、今、イキイキとしていられるのは、あの時間があったから。
数多くのご依頼をいただけるようになったのも、立石さんがおっしゃる「伝え方」を理解するために、かなりの時間を割いたからだと断言できます。
中身をみて
読んでみて、また驚き。
「その中身、一挙大公開!」的になっとる!笑
そして、具体例がものすごく豊富!
さすが、「伝えるプロ」を育成している方だけあって・・・事例を読んでると納得感がすごいことになります。
この本を手にしたら、ぜひ94ページの例を読んでみてください。
「なぜ、私がこのセミナーをしなくてはいけないのか、を語る」というところ。
→消防士の方が、救急救命を伝えるセミナーをした時のストーリー。
このストーリーを聞いたら、「絶対に、『なんで』の部分は説明しないといけないよね!」と思ってしまいます。
そして・・・
ありがたいことに、私のセミナーについてもご紹介いただいています。
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(123ページ)
さらに、「伝え方」の中には、
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「考え方」を伝えることも大切な要素です。
根底にある考え方が変わらないと、せっかく受講生が行動を起こしても一時的なもので終わってしまうことが多い(p.135)
ということも書いてありました。ただ知識を伝えるだけではなく、受講生に「やってみよう」と思わせる「伝え方」まで網羅しています。
本当に、伝え方って大事!
これって、何なら夫婦間コミュニケーションにも役立つ気がします。
完全に感覚の違う人に、「それは必要そうだ」と思ってもらう技術だったり。笑
セミナー講師の仕事とは
「セミナー講師の仕事とは自分の体験をノウハウに変えて人を成功に導くこと」(p.60)
せっかく持っている自分のノウハウを、「伝わる」ものにしていくことで、どれだけの人が「動ける人」になるんだろう・・・。
本当に可能性を感じます。
講師業を目指している人は、ぜひぜひ!読んでみてください。
(先日のセミコンコメンテーターの席から)