「あなたがここにいることの意味」 本郷綜海著 を読んだ!
この本を読みました。
「あなたがここにいることの意味」
本郷綜海 著
(クローバー出版)
この本の著者は、本郷綜海さん。
どんな方かというと・・・
1990年代、スチャダラパーを見いだすとともに、日本語ラップ・DJ文化・渋谷系音楽を牽引。
意識の目覚めから全てを捨て、今やヒーラー達から厚い信頼を得るヒーラーズ・ヒーラーとして活躍。
と書いてあった・・・。
っていうか、ヒーラーズ・ヒーラーってすごいよね・・・。
癒す人を癒す人。←訳してみた
そして、とっても不思議なんだけど、この本の著者の綜海さん。
何年か前の春先に、北海道で出逢うことができた方・・・。
初めてお会いしたその時から、なんだかその空気感が気になって気になって。
彼女がお話ししてくださる言葉が、もうどうにもこうにも私の中に刺さっていて。
「あぁ、この人、好き♡」
と、ずっと思っていたのです。
なんかね、彼女の言葉も声も、聞いていると、
オアシスに湧く泉って感じだな、と感じるの。
すごい潤い。
もう、愛という名の潤いたっぷりですよ。奥さん。
その頃、北海道に行った時は、ちょっと頑張りすぎていて。
(北海道の上空)
知らない間に、「人のため」とか言いながら人生や自分の主導権を他人に引き渡していたな、と今になって感じる時期だったのです。
すごく、自分のことを無視していたの。
そんな「ちょっと疲れてるな」と自覚し始めた矢先に、そみさんに逢いました。
そして、彼女が投げかけてくれた言葉が、これ。
「女性は、自分のリズムを尊重しないと枯れていく」
なんだか、ドンピシャでこの言葉を受け取った感じがして。
その後、何度もこの言葉をつぶやくたびに、じわ〜と涙が溢れてきたりして。
やっと、気がついてくれたんだ、って自分が自分に言っている感じがして、すごいな・・・と思ってきました。
あぁ、もっともっと自分を大切にしよう、と強く心に誓ったことを思い出します。
そこから、人生が「自分のもの」になっていく感じを実感してきました。
今、すごく幸せだしね。
たまに、ジタバタしすぎて失敗することもたっくさんあるけど。
それでも、「うを〜!」と引っ搔き回されながら、同時に
「あ、引っ掻き回されてる。自分のリズムが崩れてる」
と、気がつくことができるようになり。
ただ、引っ掻き回されるんじゃなくて(それすら、受け止めてくれる感じなんだけど)
その事実を俯瞰して、ふと気が付けるきっかけをくれる人。
そういう言葉を普段から発信している人です。
そして、全部を受け止めてくれる感じが大好き。
愛でいっぱいの自分も、醜い自分も。
この本の中の
私が大好きな言葉がこれ。
↓
あなたは誰かに嫌われるのと
同じ理由で他の誰かに愛される(p.22)
本当に、読んでるだけで癒される。
なんだか、涙が滲んでくる。
静かな海に1人で行って、
大好きなカフェで青空を見ながら、
ゆっくりゆっくり、ここに記されている言葉を染み渡らせていきたくなる。
そんな本です。
なんだか、自分を信じられなくなったら、読んで見て。
みんなが自分の美しさに涙する。
優しさが、身体中から溢れ出す。
自分を許していく。
そんな本です。
自分を許し、自分を愛する人、自分の美しさを知っている人がたくさん増えていったらいいな。