⑦「ない前提」だった私のハナシ〜主婦からの起業ストーリー〜
前回の続きです。
前回は、こちら
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そんなこんなで、セミナーコンテストに出ることになった、主婦青木。この「セミナーコンテスト」ってなにがいいのかというと・・・
これまでセミコンに出たことがある体験者=先輩たちが、めっちゃダメ出ししてくれる
これに尽きるかと。
大人になってね「それは、イケてないよ」ってめっちゃ直球で言ってくれる「場」ってなかなかないんですよ。起業して後々気がついたけど。特にばっちり仕事として請け負い始めたらなおさらで。
もしもうまくいかなかったら「サイレントクレーマー」として、さっと去っていくだけ。誰も、なにも教えてはくれない。
なのでこういう「場」ってホントに貴重。
ここで、私は大いに揉まれなにが求められているのかを知ることになりました。
結婚式余興コンサルタントとして、意気揚々と発表する私にね、
「あのね、青木ちゃん。これ、誰がお金出すの?」
と直球で聞いてくれる人って、やっぱりありがたい。
そして「これはニーズがない」とか、「そんなん誰も聞きたくない」とか、色々ダメ出しされて。
でも、全くめげることなく次々と繰り出すコンテンツに全力で付き合ってくれた先輩たちに感謝の気持ちでいっぱいなわけです。
ある日なんて突然連絡してきた私に、深夜0時くらいにスカイプで相談に乗ってくれる人がいたり←ホント神
みんな、なんの得もないはずなのに週末の時間を割いて吉祥寺のカラオケボックスに招集かけられて。青木の新作(←言い方)をテレビ画面にうつして発表する会に付き合ってくれたり。
(これは、違うカラオケの回)
あ、でもこの頃言われたな・・・
普通ね。みんな「ダメ出し」されると拗ねちゃうんだって。
「あいつ、分かってね〜」とか。
「俺は俺のやりたいようにやるんだ!」とか。
なんならひどくなると、逆恨みしてみちゃったりして。
よくあるみたいなんだけど、私に関していうとそれは起きなくて。
これ、今思うとこの頃から「ある前提感」に移行してたからかもなって思います。
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「ある前提感」
「ある前提」について書いた記事はこちら
ここにも書いたけど、「ある前提感」で過ごしてると「私にはきっとあるはずだ」という信念があるから、ダメ出しに対して反応しにくくなると思っていて。「私の存在価値」と「私の出した成果物」への評価を切り離して考えられるようになる。
「私が出したもの」に対して「ダメ」と言われてるということが理解できる。この「ダメ」は「青木ゆかそのもの」への「ダメ」ではない。だから「これ」はダメだったから次にいこう!となるんだろうなと思うわけです。
自分のことをダメと言われたと感じる時はいつも「私側が」「ない前提」に陥ってるよね。自分の中で何が起きているのかをいつも観察してないと、すぐに落ち込んじゃう。
そんな私が「ダメ出し」の乱舞を受けた話
どれくらい私がへなちょこだったかを書いてみようかな。
結婚式余興コンサルタントとして、セミナーを作った時。
私が作り上げたセミナーがこれ。
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「内部統制COSOのフレームワーク」を
「結婚式余興」に当てはめてみる。
というもの(もう、なにがなんだか)
いや〜、一応私が持っていた肩書である「アメリカの公認会計士」をね。使ってみようかと思いまして。
内部統制の枠組みを示す「COSOのフレームワーク」というものがあるのですが。それを使って「結婚式余興」が抱えるリスクを分析したわけです。
当時のメモには、こう残っていました。
結婚式余興の抱えるリスク
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すべる
しらける
空回る
いや、もう、なにを言っているのか・・・自分でもわからないw(お前が今空回ってるYOとツッコんで差し上げたい)
そんなこんなで先輩方全力のダメ出しにより、無事(笑)このセミナーはおじゃんとなりました。
そこから先は、セミナーを作る上での「棚卸しの方法論」を学んで、うんうんうなりながら自分と向き合いました。そしてあるワークで、「あれ・・・?」となったのがこれ。
Q)あなたの人生の中で、最も「時間」と「お金」と「労力」を割いたものはなんですか?
という質問。
ここで、初めて。
「あれ?それ、英語やん」となったわけです。
そこで、初めて私が作った英語のセミナーがこれ
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「夫婦仲まで良くなっちゃうミラクル英語勉強法」
これね。
「スパイダーマン」に出てくるシーンで、メリー・ジェーンに想いを寄せるピーターが「彼女は知らない。僕が彼女をどれだけ愛しているのかを」というシーンがあるんだけど。
それの「She」のところを「You」に変えて、毎日パートナーに伝えましょうっていうセミナーで←
You never know how much I love you.
(あなたは知らない。どれだけ私があなたを愛しているのかを)
つってね。(顔から火が出る感覚を、私は今全力で味わっております。)
いや、ホントさ。なにこのしくじり先生具合。恥ずかしすぎるんですけど。でも面白いからまぁいいや。
ここからも本当にいろいろな案を出して。そしていろいろな言い方でつぶしてもらって←言い方
やっと地方大会である「東京大会」のタイミングで、とりあえずこれで行こう!となった英語ネタがこちら
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〜楽しすぎてやめられない。ミラクル英語勉強法〜
ここで初めて。私の暗黒時代が日の目を見る日が来まして。ノウハウは「海外ドラマの見方」だったんだけど。
そう。あの地獄のめまいの日々。唯一私が出来たことが、この「海外ドラマを観る」ということだったのです。
自分でも不思議でならないんだけど、海外ドラマをつけた瞬間だけめまいが止まってたのね。グレイズ・アナトミーの台詞回しが好きすぎて。クリスティーナの話す英語が好きすぎて。もう永遠に聞いていたくて。何度も何度も繰り返し見ていました。
そこで、海外ドラマを使って英語を勉強するならこの順序でこうやって聞いたらいいんだ!という発見をしていて。それを披露。
ホントさ。心ってすごいよね。
自分のわくわくって嘘つかないよね。
きちんと教えてくれてるよね。
そして、自分を信じてあげるって大事だよね。
周りから見たらこんなに目が回っててなにも出来ないのに、ドラマだけ観れるってどんだけ「怠け者」だよってなるけど、そこに実は大きなヒントが隠れてたりする。だから「自分の大事」は全力で守ってあげて。
自分の心を大切にして欲しいわけです。
周りから見たらどうとか大きい時間軸で見たらホント小さいことかもしれない。
あなたの心しか正解は知らない。と思うわけです。
そんなこんなで
まぁこれも、やっと東京の地方大会に出る2週間くらい前に出来上がって。だけど全然磨かれてなくて。
準備の段階で何度泣いたのかなぁ〜・・・(遠い目
極めつけは、コンテスト3日前に主催の立石先生と電話セッションすることになって。
「こんなん全然ダメ。全部作り直し!」
と、かの有名な「ちゃぶ台返し」と呼ばれるものを体験したり。
「くっそ〜・・・!」とか言いながら散歩して。(言葉遣い
歩いている途中で、「あっ!」って浮かんだものをそのまま寝ずに作り上げて発表したり。
そして、この大会の結果は・・・
また次回!w
いよいよ、地方大会出場!