北欧の暮らしに触れて、幸せについて考えた1日。
先日、すてる英語くらぶのイベントで、
「今だからこそ知っておきたい!世界幸福度ランキングトップクラスの北欧から学ぶ暮らし方」
英語とのコラボイベントをオンライン開催しました!
(すてる英語くらぶについては、こちら)
いや〜・・・「今」聞けたこと、めちゃくちゃ意味があったな、と感じます。
なんだろう。
これまで、うっすら感じていた言語化できない「もやもや」が、ものすごく言語化された!
インテリアは、「心を満たすため」にある。
この一言に含まれる「意味」が深くて。
イベント終わってからも、この深さを言語化するのに時間を要していました。
ずっと気になっていたこと
「デザインは、おしゃれのためにあるのではない」
この考え方が、すごく好きです。
私自身が、「人からどう思われるのか」ということを起点とする「おしゃれ」があんまり好きではなくて、なんでそれに苦手意識を感じるんだろうって、ずっと思ってきたのですが、今回少しだけ言語化が進みました。
これって、日本人の
幸福度ランキングが低い理由のひとつにもなっているんじゃないかな、と思っていて。
要は、「起点」の問題だと思うのです。
「愛」を起点とするのか。
「不安」を起点とするのか。
ステキになる
人に評価される
「すごい〜!」と言われる
これを目的として物事をスタートすることって、「不安」が起点だなぁと思っていて。
それがスタートで、
「他人がステキといいそうなもの」
という「正解」を見つけようとする。
(自分は置いてけぼり)
そうやってデザインを選んでいって、「すごい」と言われることで、「自分を心地よくしよう」とする。
(「ここ」ではない、どこかの明かり)
最終着地点は、「自分を心地よくしてあげたい」という「自分への愛」なんだけど、「不安」がスタート地点だから、行き着く先も「不安」になるんだろうな、って。
「すごい」って言ってもらえないこともあるし。
人に見てもらえなかったら、そのチャンス、そもそもなくなるし。
せっかくデザイン選んでも、褒めてもらわなかったら、それって欲しい物は手にはいらない。
そして、同じように「不安」を起点にしている人を見ると、批判したくなったりして。
「もっとこうしないと、正解に近づけないわよ!」とか。
「これが、世の中の正解なのよ!」とか。
こうやって、人にも自分にも厳しい人が生まれるのではないかと思ったりしたわけです。
でも、起点が「愛」だと、結果が変わってくる。
「自分を心地よくしたい」が起点。
「自分は、なにが大事なんだろう?」と考えることって、「自分への愛」だと思うわけで。
自分が目に入れて心地よいものを探す旅には、失敗もなにもないと。
そうやってデザインを選ぶ。
毎日、目に入るだけで幸せ。
もうここで、完結。
結果として、それを見た人が「ステキね」ということはあるかもしれないけど、それが「目的」ではないから、あってもなくても、幸せ。
あぁ〜・・・平和だな、と思うわけです。
人に褒められることで感じる喜びの、なんと不安定なことか・・・
やっぱり、自分の中に湧き上がる喜び最強説。
そして、「自分を知る」っていうことがなによりも大切だな・・・と再認識しました。
みんな、ステキになりたい!って、外から正解を求めてしまいがちだけど。
他人との比較が、どれだけ自分を苦しめているか。
気づけたら、楽になるよね。
焦らない。
「今」を感じる。
深呼吸をする。
足りないものを数えない。
絵苦手だけど、書いてみた(画伯
一番、響いちゃった話
香取先生のお話の中で、ベッドルームに「飾り棚」を作っているお家を紹介してくれたシーンがあって。
その飾り棚には、子どもと一緒にひろった石が飾ってあったのです。
これ、なんか感動しすぎて、鳥肌たったわ。
なんて、豊かなんだろうって。
今まで、子どもがひろってきた石、
「そんなもんひろって〜!」
って、捨ててた・・・!
と、なんか、衝撃を受けました。
あと、何年かで、そんな「無駄に思えること」すらやらせてもらえなくなる。
道に落ちてる石ころをひろって、「きれいだね〜!」と言い合う思い出が、自分の人生の中で最も美しかったことに気づく頃には、もう遅い。
もっと、ちゃんと「今」を見なきゃ。
と、殴られたような気がしました。
北欧の人たちの考え方、好きだな〜・・・。
このタイミングで、この考え方に触れられたこと、本当によかった・・・と思いました。
香取先生、ありがとうございました〜!