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コーヒーが冷めないうちに〜ふと思うことを書いていたら、ただのラブレターに終わった話〜

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コーヒーが冷めないうちに〜ふと思うことを書いていたら、ただのラブレターに終わった話〜

「過去の意味づけ」のことについて、なんか考えが止まらないので、ここに書き記しておこうと思います。

この記事からの、この記事
なんか、流れで色々考えちゃっております。

「コーヒーが冷めないうちに」っていう物語の一部が、もうず〜っと頭の中でリフレインしていて。

結構前に本で読んで、もう号泣しまくりました。頭が痛くなったやつ←入りすぎ
映画よりも、私は本が好きでした。(ここから、ネタバレがあるので、これから観たい人は見ないでね。)

ではいきます。




この「コーヒーが冷めないうちに」って、「人の死」について語られているところがあって。

というか、この物語全体を通して、
「過去の意味を変えていく」
がテーマなんじゃないかな、と思うのですが。

あ、そっか。だから、すごく好きだったんだ←今気がついた(おい)

「過去」は変えられない。
でも、その意味が変わると、人はどういう風に生きていくことができるのか
ということをストーリーで見せてもらえるわけです。

なので、色々な人が登場して、いろいろな過去を追体験できるのですが。その中の1人の物語が刺さっちゃって刺さっちゃって痛いわけです。

その登場人物。ある日、妹さんが死んでしまって。
どうにもならない後悔とか。悲しみとかが描かれるんだけど、過去に戻って「過去をもう一度体験」してその意味づけを変えていく決意をするシーンがありまして。

ちょっと正確な文言は忘れちゃったんだけど、その人が書いた手紙に震えました。
こんな感じの内容。

あの子の死をきっかけにみんなが不幸になったら、
あの子はみんなを不幸にするために生まれてきたことになる。
だから、幸せになる。

っていうようなことが書いてあって。

もう、胸がぎゅううう〜んってなってしまい。
その苦しさも、想いも、底知れない強さも、もう共感と切なさしかなくて。

未来を創ることで、過去の色を変えるってこういうことなんだろうな、と。
生易しくないし。それはそれは、強くある必要があるし。
それでも、その凛とした決意が好きすぎて。

どんな辛いことも、どんな嫌な思い出も。
全部を力に変えられる強さって、本当に美しいと思うわけです。

そして、私がなんでこれに強く反応したのかというと、それには理由があって。
実は、先の記事でふれた、私の愛すべきおかん。

この人、なんかやたら苦労人で。
自分の母親に捨てられたり(私のおばあちゃん)
おとんに殴るけるされたり(私のおじいちゃん)
4人兄弟の長女なんだけど、家事のすべてを引き受けてみたり。
赤ちゃんだった末っ子育ててみたり。

さらに、
私が小学生のときに、自分の妹(私のおばさん)を病気で亡くして。
自分の弟(私のおじさん)も、翌年に亡くして。

なんで、こんなにいっぱいいろんなことが起きるの?!
君は、不幸のアイテムたくさん取り揃えております的な、デパートなの?!
みたいな人生を歩んでいて。
(そうよな、ついでに人の借金肩代わりしてるし←なんか書いててびっくりしてきた)

そんな品揃えたっぷりの中で、最も彼女的にきつかったのが兄妹の死だったらしく(愛深い人だし)
その出来事が彼女を大きく変えたな、と傍で見ていても分かる感じでした。

今でこそ、もう面白いだけの人と成り果てた彼女ですが←いい方
実は、私が小学生になるまでの間は、結構厳しい人で。
「ちゃんとしなきゃ!」
「社会の常識は!」
みたいな感じで、いっつも怒ってたし、「キッ!」としてたんだけど。

妹と弟の死をきっかけに、すごく力を抜くようになったのをそばで見ていて感じるようになりまして。人が変わったのです。

そして、教えてもらったこと

人って本当に本当に辛い時。
もう、自分で処理できないくらい辛く苦しい時。
涙もでない。
だれにも、なにも言えない。
ということを、あの時のおかんを見ていて知りました。

そして、おかんのそばにいて「本当に強く優しい人」がどう出来上がるのかを知り。
人の痛みを知ってる人って、こういう風になるんだ、と見せてもらったと思います。

だから、私も人に「辛い」って言える時は、大丈夫だ。と思えるようになりました。
泣ける時も、大丈夫。

そして、泣けない時だって、絶対に大丈夫になる日がくる。

やっぱり「痛い」って人を優しくする
その「痛み」は、自分を絶対に強く、優しくしてくれる。

そういう意味で言ったら、おかんの妹と弟は、
おかんを幸せにするために、生まれてきてくれたんだよな。
ありがとう、だよな。
と、手を合わせるような気持ちになるわけです。

そして、「幸せになる」ことを放棄せず。
私を全力で愛し。
その愛ゆえに私を苦しめたりしながら、私の未来を大きく動かしてくれた偉大なおかんに敬意を表するわけです。

そして、私はやっぱりおかんが大好きで、この人の娘として生まれてきてよかったな、と思うのです。
(あれ?おかんへのラブレターみたいになって終わった)

おしまい

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